2011年12月

2011年12月31日

パリキッチン通信

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今日はお店がお休みなのでお気楽モードのおせち仕込みだった
いつものように集中力を高めて盛り上がるのもいいんだけど
年末はスロウでいこうと決めていたのでアルコールレス&カフェインレスで
音楽もかけずゆるい雰囲気で料理をつくっていた

料理のために料理をする
すごくひさしぶりに味わった感覚だった


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2011年12月29日

パリキッチン通信

クリスマスが終わったと思ったらもうお正月料理の下ごしらえがやってきた
今年はローストビーフをつかった料理をつくるのでさっそくお肉を焼く
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ちょっと早いんじゃね?と思ったあなた!
パリキッチンのローストビーフは焼き上がってから3日くらい寝かせるのがベスト
そうして肉汁と味わいを落ち着かせるのはテリーヌといっしょなのである

さっきお隣さんから佐賀牛のいちぼ肉を貰ったのでそれも焼いた
まいたけのテリーヌも焼き上がった
赤かぶらと蓮根、にんじんもピクルス用に買ってきた
帆立と蟹とお魚は明日の朝市場に買い出しに行く

少し余裕ができたので遅ればせながらクリスマスケーキを焼いて持って帰った
シュトーレンばかり食べていたので生クリームたっぷりのケーキが新鮮でちょっと食べすぎた
明日は反省ごはんか

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2011年12月27日

パリキッチン通信 そして宴は終わった

今年のクリスマスは嬉しいことがたくさんあった

移転のお知らせをできなかった客様もウェブで探して新しいパリキッチンに来てくださったり
旧パリキッチンのご近所さんもクリスマスはやっぱりここのローストチキンじゃなきゃと
けっこうめんどくさい距離を自転車こいで来てくださったり
毎年クリスマスのレセプションの料理をご予約いただく服屋さんもずいぶん遠くなったのに
それでもとご予約くださったりと数え上げればキリがない

もちろん新しいパリキッチンになってからのお客様も

ほんとうにありがとうございました

暗いうちから淡々と焼いたローストチキン
焼かれた鶏と焼き待ちの鶏がところせましと並んだ光景は圧巻だった
これを書こうと探してみたけどローストチキンの写真は1枚もなかった
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でもこんな写真はあった
レセプション用におつくりしたピンチョス2種類
よっぽどテンパッてたんだろうな

きのうの最後の仕事が旧パリキッチンのご近所のギャラリーへのお届けもの
穴吹由美さんのスペインタイルの展示が最終日だったのだ
時間が遅くなっても僕が気を遣わないようにギャラリーのオーナーさんが
打ち上げ用の料理を予約してくださった
クローズの時間はとっくに過ぎていたけれどゆっくりと見せてもらうことができた

いいクリスマスだった

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2011年12月19日

パリキッチン通信 もうすぐクリスマス

クリスマス前だというのにずっと愛用してきた銅鍋の調子が落ちてきた
フランス製の銅鍋で内側に錫を打っているんだけどそれが剥がれつつある
錫を打ち直そうと思っていたけど、修理中これを手放すとパリキッチンの料理はつくれない
だから新しいのを買った
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まずは豚肉や牛肉の塊をオーブン焼きにするのに鋳鉄のグラタン皿
36cmサイズなので1.5キロくらいまでのお肉を焼くときにつかう
テリーヌを焼くときはアイアンのルクルーゼよりもマトファのセラミックがいいけど
さすがに陶器でお肉は焼けないので肉焼きにはこれ一択
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ストウブのブレジエはデザインに惚れて買った
おまけに銅鍋と同じようにつかえるのがありがたい
緑のほうは妻にプレゼントしようと思っていたけど「そんな重たい鍋いらない」と返却された
挫けずにさっそく今日焼くキッシュのガルニチュールをつくる
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きのうまでとなんら違和感なく料理ができる
強いて言えば取っ手がないのでうっかり鍋つかみを燃やしてしまいそうになったけど
それは僕のつかいかたがまずいだけ
ブレジエにそんな大きなファイヤーを当ててはいけないのだ

南部鉄のダッチオーブンが値段も手頃でよくできているときのう友達が教えてくれた
あと3本のストウブと4本のルクルーゼの鍋が届く
ちょっともやもやするけど自分へのご褒美だと思うことにした



そういうことはもっとはやく教えてくれないかな?

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2011年12月12日

パリキッチン通信 年末年始のお知らせ

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きのう書くのを忘れていた年末年始のお知らせ
12月も通常通り水曜定休ですが28日(水)はお店開けて29日(木)までの営業します
おおみそかはお正月料理のおわたしのみの営業
年始は9日(月)から営業で11日(水)はお店開けてます


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パリキッチン通信

クリスマス前に必ず訪れる静かな日々にやるべきは料理の試作
いろんなお野菜を入れたマフィンとか適当に献立組んでみたけど
マフィンをつくるのは今回が初めて
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フランスの料理本を参考につくってみたけど美味しく焼けなかったので
あれこれ変えながらやっと納得いく仕上がりになった
料理本なんて見るもんじゃない
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そんなわけでマフィンを朝ごはんにしてるんだけどもちろん合わせるのはお味噌汁
朝はお味噌汁がないと調子が上がらない
食べ合わせが良くないのでお味噌汁をいただいてからマフィンにとりかかる
そんなことはどうでもいいか

林檎のジャムはきのう仕込んだ
今年のはなかなか濃厚で香りも良く仕上がった
焼きたてのクレープにこのジャムをはさんでアイスクリームをのせる
そんな優雅な昼下がりを過ごすことができれば申し分ないんだけどなあ

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2011年12月07日

パリキッチン通信

うちの出入りの肉屋さんが注文違いでだぶった切り落としのお肉をもってきた
前に同じものを貰った時は妄想レシピでグーラッシュをつくって自爆した
食べたことないものはつくれない
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家族の喜ぶ顔が見たくて肉じゃがをつくった
なんてのは冗談だけど
糸こんにゃく入れずにたまねぎ、万願寺とじゃがいもだけでつくる肉じゃがはうまい
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タイミング良くお隣のホルモン屋さんからも牛レバーを貰ったので残りの半分はカレーに
前に牛の肺でつくったホルモンカレーとは毛色が異なるけれどいいかんじに仕上がった
木曜日からのお昼ごはんが楽しみ

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2011年12月06日

パリキッチン通信

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きのう今シーズン初めての洋梨のジャムを仕込んだ
洋梨はなかなか手ごわくて思うように熟すまで3週間もかかった
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カスタードプリンやチーズケーキにつかったのをきれいに洗って干しておいたバニラ
そして我が家のイングランド式庭園で栽培しているオーガニックレモンが陰の主役
果物といっしょに漬けこんでおくとすごくいい仕事をしてくれる
あとは鍋を火にかけて火加減に目を光らせておくだけ

ジャムづくりは楽しい
次は林檎を仕込む

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2011年12月02日

パリキッチン通信 シュトーレン

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11か月ぶりにシュトーレンを焼いた
シュトーレンを仕込んでいると今年ももうすぐ終わりなんだな、という気分になる
もうちょっと寝かせておきたかったけどちょっとだけ切って味見してみた
ひと切れだけじゃ終われないのが罪なところ
調子に乗ってるとこれだけでおなかがいっぱいになってしまう
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今日はほんとに寒かった
自転車族の僕には厳しい季節がやってきた

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